隠蔽スパイラル

http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/wxr_detail/?id=20110601-00020225-r25

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理想の“元カレ”“元カノ”の数は何人?

――今まで何人と付き合ってきた?

合コンの席や、付き合いはじめたばかりのカップルの間で時々交わされるこの質問。女性からこう聞かれるたびに、狡猾にも「何人と答えるのが模範解答だろう?」と考えてしまうのは、筆者だけではないはず。

多すぎるとチャラい印象を与えてしまいそうだし、そうかといって、いい年をして少なすぎても引かれてしまいそうで怖い。相手に好意を持っていればなおさら、迂闊な数字を出して減点されたくないのが人情というもの。けど、多かれ少なかれ、やっぱり正直な人数を答えた方がいいのだろうか…?

「ウソをつくのがいいかどうかはともかく、心理学的な調査に基づいた“好ましい人数”というのは存在しますよ」

そう語るのは、これまでに多くの恋愛指南系の著書を上梓してきた内藤誼人先生だ。それは気になる!

「これは米アリゾナ州立大学の心理学者、ダグラス・ケンドリック氏が、大学生を対象に調査しているんです。その結果、女性がもっとも好ましいと感じる“男性の元カノ数”は0〜2人。3人以上からは、人数の増加に比例して好感度が下がったそうです。逆に、男性が好ましいと感じる“女性の元カレ数”は、0〜4人までは階段状に好感度が上がり、5人以上となると今度はイメージダウンしていく傾向が確認されたんです」

つまり男子にとっては、「2人」までが模範解答ということになるが、この調査は二十歳前後の大学生を対象にしているため、R25世代の場合はもう少し多く見積もってもいいのではないか、と内藤先生は補足する。

「男性も女性も、これまで付き合った異性の数を聞かれたら、3人くらいと答えておくのが無難でしょうね。ちなみに、事実であっても『1人』と答えるのはあまりお勧めしません。過去のこととはいえ、“唯一”の存在となると、どうしても相手は気にしすぎてしまいますから」

これからの良好な関係を築いていくためには、「多少のでっち上げも許されるのでは?」と笑う内藤先生。…もっとも、元カノの人数を気にしてくれるような女子を見つけることが先決なのだが。

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男も女も関わらず、過去に交際してきた人数及びその関係を、相手に正直に話さなければならないと私は考えるけどね。

当たり前だが、何も悪いことなどしていない。男と女が「普通に」交際した。ただそれだけのことであり、犯罪でも何でもないのである。それを「今まで何人と付き合ってきた?」という質問に対して何故ウソなど付く必要があるのか全く理解不能というか、こういった記事が隠蔽非処女を産む土壌となっているのである。

政治家だとか芸能人が学歴・経歴を誤魔化して云々と糾弾する暇があるんだったら、隠蔽非処女を何とかしろと。彼女らは全く気づいていない。自らの存在がどれだけこの国の非婚率を上昇させているか。

いや、隠蔽非処女自身は恐らく気付いているのだろう。しかし自らが原因で男が結婚したがらないと思いたくない。要するに隠蔽非処女としての自らのその責任をも隠蔽するという隠蔽スパイラルに陥っているのである。

それもそうだろう。自らの不特定多数の異性交遊を隠蔽して責任放棄をするような非処女が、非婚率の上昇などという社会現象の責任など取れる筈がない。
何故このような何とも醜い自体陥ってしまったのか。

全て曝け出してしまえばいいのである。
全てはそれに尽きる。

元彼が何人だの、元カノが何人だの、そんなものはそのままありのままを正直に言ってしまえばいいのである。先にも述べたが犯罪を犯したわけではないのである。また逆に私のように童貞でも或いは処女でも、そのまま述べるべきだと思うし、どうしてそれが許されないのかサッパリ意味不明である。

その許されないと思う心が強烈な悪意にまみれているようで仕方がない。

正直に。そして堂々と。
これからの時代、こういった人間が求められる。
ような気がする。