ソープ

最近、思うところがあってPT2を導入してテレビ番組などを録画しているのであるが、その録画した中にはドラマなどもあって、35年ほど前に日本テレビで放映されていた、傷だらけの天使など再放送されていて、毎週楽しみに観ていたのだが、昨日だかが最終回で、そのエンコが仕上がって今日観てみたら何と後半のあるセリフが削られていた。萩原健一扮する木暮修が、水谷豊扮する乾明を担いで階段から駆け下りながらも叫ぶセリフである。「これから新宿・・・」までは聞こえた。

「これから新宿のトルコ行ってよお、何発もやらせてやるから云々・・・」

というあのセリフが見事に削除されていたのだ。傷だらけの天使はDVD化もされているのだが、上記セリフは含まれているのだろうかなどと、要らぬ心配というか何というか。つーか、あのセリフがあるのと無いのとでは番組の重みが全く異なったものになってしまった。

確かに国際問題も大事だが、それより何より当時の世相・風俗をそのままを映し出して欲しかった。全体を通してあの価値があるというのに。