夢は半年後にやってくる

夢は、基本的には目が覚めた瞬間に忘れたりするものが多かったりする。
起きた瞬間に、「あ、今しがたまで見ていた夢ってどんな夢だったっけ?」などということがよくある。起きる直前まで確実に夢を見ていたのであるが、その夢の内容がどうしても思い出せない。そんなことがよくあるのであるが、しかし、中には印象に残っている夢も間々あるもので、その中でも未だに特に強烈に印象に残っているのが、職場の女の正体がゴキブリだった夢と、津波に襲われた夢である。

職場の女の正体がゴキブリだった夢は、私自身がその就業に就いて2週間程度のほんの間もない頃、突然その女が夢に現れて、何処までも私を追ってくる。しかし、女はその女だけではなく、複数人居て、顔がハッキリと確認できたのが、その女で、とにかくその女が異常に目立って何処までも追いかけてくる。私は走って走って必死に逃げたのだが、何かの瞬間に右腕が物凄い力で上空に引っ張られて、そのまま身体が舞い上がり、ふと下を見ると、ゴミ箱の中で、その女も含めて、私を追ってきた複数の女がゴキブリに変化してゴミ箱の蓋をガシャンと閉められた。と思ったら目が覚めた。

津波の夢は、何か用事があったのかどうかは知らないが、どういうわけか横浜の西区の中心街ではない高台の住宅地の公園か何処かで本か何かを読んでいると、突然巨大な津波が襲ってきて、人という人が津波に襲われるのを確認して驚いて必死に走って逃げたのだが、いざその巨大な津波に巻き込まれようとしたその瞬間、身体がフワッと浮いたと思ったら、そのまま上空に引っ張られると同時に空を走った。ふと後ろを見ると白人男性が追ってきていた。と思った瞬間、物凄くのどかな公園のような所に居た。おばちゃん2人とさっきの外人と私の4人。「私たち何か共通点があるのかもね」おばちゃんの一人が言ったと思ったら目が覚めた。

怖いね。