大本営発表

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1618118.html

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東日本大震災は人工地震」「マスコミだけを信じるな!」「私はカルトじゃない」と民主・梶川議員
1 : ◆PENGUINqqM @お元気で!φ ★:2011/04/24(日) 13:58:56.39 ID:???0
3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震東日本大震災)。マグニチュード9.0を記録しその揺れと津波三陸沖を壊滅させる被害をもたらした。

そんな東北地方太平洋沖地震に対して「人工地震だ」と言っている人物がいる。それは民主党梶川ゆきこ議員。議員はTwitterにて次のように発言している。

“今、日本は戦時下の非常事態にあることを認識すべき。自然界ではありえない地震だということは、「人工地震」でネット検索をかければ、実証データがでてきます。なぜか、ここにリンクで貼れないので、自分で確かめて下さい。 日本のマスコミが報道することだけを信じるな!が、私のつぶやきの意図です”

と大震災は自然界ではありえないもので人工地震だと述べている。その後指摘されたのか人工地震の根拠となる資料を次々と持ってくる議員。「阪神大震災は人工地震」、「311-人工地震テロメッセージと重要機密文書」、「人工地震に関する新聞記事」、「ゴルゴ13 第6話 『人工津波技術』」などなど人工地震の存在を肯定しようとしている。
http://getnews.jp/archives/112761

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今回の東日本大震災は、人工地震であるという説がまことしやかにネット上に流布している。上記記事も、それを提唱する一人の政治家というか、県議会議員の意見であるが、果たして真実は何処にあるのか。

私も実際、最初は「んなアホな」などと思っていたのであるが、ネットの記事などつらつら眺めているにつき、もしかしたら本当かも知れないなぁなどと思っている部分もある。

別に偉い人が言っているから、信憑性がどうのと言うわけではないが、例えば、ワールドトレードセンターが破壊された、あの911テロを含めて、陰謀論とも思われるような説を普段から提唱している、下記の方々など、

http://youtu.be/O3WFYYWd0fI

http://youtu.be/Er80i-Lf8vY

http://youtu.be/RX4_hxYbpUU

は、有名であるが、しかし、
県議会議員とはいえ、国民の選挙によって選ばれた信託ある、その発言に影響力のある政治家がこのような説を提唱し、そして、それをネット上にて書き込みを行うとなると、やはりこれは相当なる信憑性があるのではないかと思われ、いや、政治家だけではない。高名な経営コンサルタントの下記の人なども、

http://www.funaiyukio.com/funa_ima/index.asp?dno=201105001

人工地震説を提唱している。
別に私自身、ミーハーではないつもりだが、氏の書物は若い頃によく読んで、特に人間の研究など、感銘を受けた者の一人なので、ここまで偉い人というか、或る意味心酔している人が、このような提唱をすると、「真実や如何に?!」などと思ってしまい、それは現在進行形である。

しかし、恐らくは多くの識者の意見は人工地震説などタダのデマに過ぎないと半ば吐き捨てるように一蹴するジャーナリストも存在し、例えば今回の東京電力輪番停電を含めた様々な対応について真っ向から批判している、有名な下記氏など、

http://youtu.be/a2ys9xi0LIs

6:15辺りで、「これはタダのデマですね」などとあっさり切り捨てている。多くの識者の意見は、氏に限らず、そのとおりだろうし、従ってテレビニュースにも全く話題に上らないのだろうと思われる。

が、本当のところはどうなんだろう、真実は本当に一体何処にあるというのか。という思いが募るばかりである。

その昔、我が国が第二次世界大戦の渦中にあった頃、真実が何処にあるのか知っていながらも、各新聞社というかマスコミ各社はこぞって、当時絶対的な権力を握っていた軍部を経由した政府発表をそのまま国民に垂れ流し、しかし、それは実は全て嘘であったことが、敗戦後に誰もが知ることになったのであるが、思ってはならないことではあるとは思うが、今回の、この人工地震説の情報をネットで見るにつけ、あの大本営発表がフラシッュバックされてくる。

仮に、この人工地震説が真実であるとするならば、いや、真実であるからこそ発表できないのではないか。と。もし、本当であるとするならば、国民がパニックになることは必至であり、そのパニックは今回の地震及び放射能騒ぎに伴うガソリン不足による行列や飲料水・食料品確保での買い溜めの比ではないことは容易に想像でき、だが、それよりも何よりも、あの、かの国様を敵に回すようなことを言えるわけが無い。などと。

あの大本営発表の時もそうだったのだろう。

本当は何処にあるのか知っている。
でも言えない。
言えない事情がある。

日本が負けたことによって終了した、あの第二次世界大戦後、それまでの天皇制及び云わば軍部独裁ともみなしてもおかしくない政治体制は一切排除され、日本国憲法という世界に極めて稀な平和憲法を制定し、国民の世論も思想も何もかもが8月15日を境にして180度転換され、現在に至っては、戦争渦中の大本営発表が語られるにつけ、「野蛮な時代だったんだね」「暗い時代だったんだね」「人間性を無視してるよね」「戦争なんて馬鹿げてるのにね」

「どうして、誰も本当のことを言わなかったんだろうね」

などと言われているが、「誰も本当のことを言わなかった」のではない。言えなかったのである。言う勇気が無かったのである。あの時代、あの国民世論の風潮の中、誰が「戦争は良くない」などと言えたというのか。私などは多分、いや絶対、言えなかったと思う。むしろ、大日本帝国万歳!などと国民世論に同調し、共に行動し、そしてもし軍に駆り出された場合であっても、それを誇りに思い、その責務に全うしたのではないかと思われる。

別に人工地震でなくてもいい。
何か腑に落ちないこと、どう客観的にみても「これはおかしい」と思うことが極々「普通に」まかり通っている、例えば人間性を無視するかのような出来事は、現代の我が国の社会においては、幾らでも挙げることが出来る。

しかし、言えない。
言う勇気が無い。
言ったらエライことになる。

つまはじきにされる。
自分だけ。
どうしよう。

大本営発表は、実は我々日本人の心の中にある病を、そのまま具現化されたものではないかとも思ったりもする。
ちょっとした勇気。
いや、かなり度胸の要る勇気。

「おかしいよ、これ」

言える人、この「大本営発表」から抜きん出た、「本当の人」なのかも知れない。