黒歴史

ちょっとふと思ったので、書いておくことにした。
というか、恐らくは誰しもがあるであろう、過去に何か仕出かして周囲に迷惑を掛けたとか、物凄く恥を欠いたとか、何かこう、思い出したくない出来事、要するに最近世間では黒歴史と云われているもの、勿論私にもある。

ふと思い出して、どうして、あの時あんなことをしてしまったのか。

人を好きになるという感情は、例えば私に限って言えば、それはこれまでも幾度と無く記載している通り、それは自身の価値観との一致、要するに相手が処女であるか否かがまずは線引きとなるわけであるが、それが不明確なまま好きになってしまい、最終的には相手本人に「好き」と言ったことが過去に2回ある。
一回目は高校生の時、二回目は、実は3年程前の話である。

尤も二回目の時は、「好き」ではなく「好きでした」と相手に伝えただけだったのであるが、別に言い訳はしない。好きだから「好き」と言ったのだ。

その相手は当時は高校生で、今は大学に進学しているのか若しくは何処かで働いているかなど、どうしているかは知らない。40過ぎのおっさんが、高校生を掴まえて「あなたのことが好きでした」などと良くも言えたもんだと今更ながら本当に思うのであるが、結局私は相手のことを何も見ていなかった、抜群の容姿の可愛さと、何よりも気立てのよさ、そして高校生だから恐らく処女だろうという勝手な憶測、これは本当に我ながら下品な憶測だと思うし、何というか本当に相手を見ていない、だからというわけでもないが、今ここにこうして懺悔のつもりで書いているのであるが、

何よりも様々な意味で誤解を与えるようなことをしてしまった・・・

上に挙げた動画の被告人の男、バスで一緒になった女と複数回会話を重ねて絵をプレゼント、特に「好き」「愛している」といった言葉を発することも無く、只単に男の感情が暴走した挙句に花嫁を連れ去るという犯罪行為を犯したのだが、この場合、被告の男も勿論悪いが、思わせぶりな態度を取った女も悪い。恐らく他の視聴者も同様に感じただろうと思う。

好きなら「好き」

ハッキリ言えれば良いのであるが、中々そうも行かない。
特に私の場合、やはり相手との絶対的な価値観の合致を求めている、要するに童貞処女を求めているので、相手が処女かどうかも分からない段階で、相手に誤解を与えるような行動を取ってはならないと強烈に思うわけで、というのも私が今就業している仕事内容は、客先に足を運ぶことが多かったりする中で、私の対応が相手に何か誤解を招く、それが好意的な感情であれ悪い感情であれ、何か誤った認識をされると、両者共々傷が付いてしまう恐れ、

私は私という人間を周囲に対してどのように振舞うか。

特に女性に対しては、極めて形式的に事務的に対処するのが最善であると、今日あらためて思い直したということである。

殻を剥いだ、私の実を表すのは、大切な人の前だけでいいのだ。
そして、その大切な人は「まだ分からない」のだから、誤解を招くようなことがあってはならないのだ。