金銭賠償の意義

前から書いていることだが、私は私自身が生きて行く上では金は余り必要ないと思っている。まぁしかし実際金は有るに越したことはないし、それはそれでいいのだが、生活で必要なお金さえあれば余計な金は必要は無いと考えているのは特にここ最近も強烈に思っているのであるが、余計な金なんか有っても必要の無いものを買ったりなどして、しかしイザという時の為の或る程度の貯えは有っても、やはり必要以上は要らない。

が、これも随分前から書いていることたが、私は加害者に金銭賠償を求めている。
必要以上の金なんか要らんって言っている奴が金銭賠償だとか、何だか矛盾しているようだが、これはやはり必要だからである。

何が必要かって、加害者にとっては必要なことだからである。

この動画が分かり易い。
上に挙げた動画で、弁護士古美門役の堺雅人が老人たちに向かって言い放った言葉の数々、その中で、

「金の問題じゃない?!」
「金なんですよ!」
「奴らに一矢報いる手立ては金しかないんですよ!」

金は誰でも欲しいものである。特に加害者のような奴ら、人を見下してでしか自尊心を維持できない、他者よりも何が何でも優位な立場を望んでいる者にとっては金は犯罪行為を犯してでも欲しいと常日頃から思っていることだろう、そんな下劣な奴らから金を持って来させることに意味があるのだ。

今現在の加害者に起こっている、そして起こりうる様々な出来事は、その加害者のそれまでの様々な行動の反映なのである。

加害者の奴らが今は非常に酷い状況に置かれているのは知っている。
尤も、現在何も変化が無い者も居るだろう、しかしいずれ「発症」することも分かっている。
心から反省している奴も居るだろうし、そうでも無い奴もいるだろう、そんな加害者の「常態」関係無く、あくまでも被害者の立場としての私個人は、私の全加害者に対して金銭賠償を求めるものである。

一体、何のために働くのか?
金を得る為。
そして、欲しい物買って裕福な生活を送る為。

といった、自身の身勝手な欲望を充たす目的から、

金を得る為に働くのは、被害者に賠償金を支払う為。
それは、被害者に猛反省をしている姿を示す為。

といった、常に他者と協調し分かち合う精神を持った素晴らしい人間に成長する為。に変化するということである。
うん、実に素晴らしいことじゃないですかw

常に被害者のことを考えて、猛省し一生懸命働いて被害者に貢ぐこと。

これが、加害者に課された唯一の使命であり、加害者の成長にとっても必要なことなのである。